ワクチン接種における濃度不足のワクチンの接種について

新型コロナウイルスワクチン接種における濃度が不足するワクチンの接種について

 令和3年8月6日(金)午前9時から11時に、村内医療機関にて実施された新型コロナワクチン接種において、下記のとおり、ワクチン原液の希釈ミスによる濃度不足のワクチンを最大6名に接種した可能性があることが判明しました。

 当該時間に接種した49名の皆様、並びに村民の皆様、関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。  
 今後は国や県、関係機関に相談し、助言・指導のもと、接種した方への迅速な対応を協議してまいります。併せて、二度とこのような事案が発生しないよう再発防止策を徹底してまいります。
 濃度が不足するワクチンを接種したことによる健康被害が生じる可能性はありません。
 

  1. 概要
     令和3年8月6日(金)午前9時から11時に、村内医療機関にて実施された新型コロナワクチン接種において、49名のうち最大6名の方に誤って濃度不足のワクチンを接種した可能性がございます。
     
  2. 経緯と原因
     60名の接種予定に対して49名接種終了時において、ワクチン充填済みの注射器が17本残っていることが確認され、バイアル数(ワクチンが入った容器)に誤りが無いことが確認できたため、すでに希釈済みのバイアル残液に、誤って生理食塩水を再び入れ、二重に希釈したワクチンの注射器が準備されていることが判明しました。そのため、接種を終えた49名の方に濃度不足のワクチンを接種した可能性があります。
     当該医療機関においては、通常3 体制で充填作業を行っており適切な確認体制に努めておりますが、諸般の事情から当日は、看護師1 で作業にあたり、十分な確認作業が行われておりませんでした。
     
  3. 被接種者への対応
     被接種者49名に対しは、既に接種医から、経緯及び健康観察等へのご説明とお詫びをいたしております。また、濃度が不足するワクチンを接種した方を特定することができておりませんが、国や県、関係機関に確認を行い、後日、抗体検査を実施してまいります。
     
  4. 再発防止策
     今後このような誤りが生じないよう、他の村内医療機関における接種作業の再確認を行い、誤接種が起こらないよう助言・指導を徹底してまいります。

 

 

令和3年8月6日 
中城村長  浜 田 京 介 

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