想定復元品「琉球式兜」の展示 琉球式兜ってどんなもの?

甲冑工房「丸武」で製作された「琉球式兜」(想定復元品)が中城村に寄贈されました。

 

これを記念し、護佐丸歴史資料図書館にて、寄贈された「琉球式兜」を公開します。

 

中城村護佐丸歴史資料図書館 1階図書室カウンター前で公開展示


展示期間:4月29日(火)〜6月2日(月)
開館時間:平日は10時〜19時 土日祝日は10時〜17時
休館日:4月30日、5月1日、7日、8日、9日、13日、15日、20日、27日

 

展示している「琉球式兜」は、山梨県で甲冑ガイドをされている上田絵馬之助氏よりご寄贈いただいた資料となります。

 

この兜は、鹿児島県にある甲冑工房「丸武」(あの大谷選手が被った兜を製作した工房です!)で製作された本格的な琉球式兜の想定復元品です。

 

護佐丸が生きていたころの琉球では、兜・鎧は日本から輸入していましたが、兜中央の飾り「鍬形(くわがた)」は琉球で製作されたと考えられています。


展示している兜の「鍬形」は首里城から出土した鍬形を基に製作されています。

 

県内でもあまり見る機会の少ない貴重な琉球式兜の想定復元品ですので、ご興味のある方はぜひ図書館までお越しください。