村長室

年頭のごあいさつ

 
 あけましておめでとうございます。
 村民の皆様におかれましては、輝かしい新年を迎えられ、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。また、旧年中は村政全般にわたり温かいご支援ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 昨年、文化庁が選定する「歴史の道100選」に本村の「中城ハンタ道」が追加選定されました。今回の選定範囲は、本村字南上原に位置する糸蒲公園内から中城城跡までの約6.2kmの区間となっており、丘陵からは東海岸を一望でき、また道沿いには集落跡やグスク、ペリーの旗立岩などの文化財が点在しています。
県内では那覇・浦添・恩納村を通る国頭方東海道に続き2例目の選定となります。この財産を適切に保存し、地域振興に資するよう積極的な活用を図ってまいります。

 一方で、近年は自然災害が多く発生しており、昨年も台風や記録的な豪雨により日本各地に甚大な被害をもたらしました。中でも激甚災害に指定された台風第15号、19号は猛威をふるい、関東を中心に土砂災害や風水害等で多数の犠牲者が出ました。
被災された皆様に対し心からお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

 県内の話題に目を向けますと、昨年2月に辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問う県民投票が行われました。全体投票率は52%でしたが、「反対」票が有効票全体の70%を超えるなど、多くの県民が民意を示しました。普天間基地の固定化を避けるとともに、辺野古への米軍基地建設反対を訴えてまいります。
 昨年10月には大規模火災により首里城の正殿などの主要な建物が焼失する大変ショッキングな出来事がございました。再建に向け政府・沖縄県が取り組む中、県内外に支援の輪が広がり沖縄県や那覇市などに集まった寄付金が10億円を超えています。再建は多くの県民・国民にとっての願いであり、中城村としましても庁舎に募金箱を設置するなど、微力ながら首里城の再建に向け支援をしてまいります。

 さて、平成25年より走り出しました新庁舎建設事業は、昨年から建設工事が始まっております。
 防災拠点となることはもとより、エレベーターの設置や、これまで分散していた教育委員会も配置するため、より利便性の高い庁舎になるものと考えております。
村民が利用しやすい庁舎、村民の安心・安全な暮らしを支える庁舎の完成に向け、着実に事業を進め、9月に新庁舎全体の完成、令和3年1月から新庁舎での業務開始を予定しております。

 また、昨年より、土地開発の規制緩和を目指して、北中城村と共同し都市計画の区域見直しに向けて取り組んでおります。本村は現在、那覇広域都市計画の区域に含まれており、南上原などの一部地域を除き、村内ほとんどの地域が開発を抑制する市街化調整区域となっております。村内では人口増加に伴う様々なニーズが高まっており、更なる受け皿の確保が求められますが、現状では住宅や商業施設等の立地等が困難な状況にあります。
 そのようなことから、中城村で用途地域指定が可能となる中部広域都市計画への移行を視野に関係機関と議論をしてまいりました。
土地活用の可能性を広げるため、今後も建設的な議論を重ね、関係機関の協力を得ながら中部広域都市計画への移行が早期実現できるよう取り組んでまいります。

 新年を迎えるにあたり、これまで以上に職員と共に一丸となり、魅力ある村づくりに邁進する所存でございますので、一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 

 結びに、本年も、村民の皆様が健康で幸多き年になりますよう心から祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。

令和2年1月 中城村長 浜 田 京 介(はまだ けいすけ)

 

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