下水道について

中城村下水道事業の公営企業会計移行について

令和5年4月から下水道事業が公営企業会計に移行しました

中城村では、下水道事業の持続的で安定的な事業運営のため令和5年4月1日より、これまでの「官庁会計(特別会計)*1」から地方公営企業法を適用した「企業会計*2」へ移行しました。


下水道事業の地方公営企業法適用により、村民の財産である下水道施設を適切に維持するため財産情報を整理し、その企業的性格を生かした能率的な事業運営により、経営の効率化・健全化に努めてまいります。


なお、地方公営企業法の適用は会計方式の変更が主となりますので、村民皆様に直接的に影響があるものではありません。
*1「官庁会計」は「現金主義」、「単式簿記」の会計方式です。
*2「企業会計」は「発生主義」、「複式簿記」の会計方式です。

 

地方公営企業法の適用とは

地方公営企業法では事業の種類によって、法律上当然に法適用(当然適用*3)されるものと、自主的に法適用(任意適用*4)するものがあります。下水道事業については、総務省により人口3万人未満の地方公共団体は令和5年度までに法適用し、公営企業会計に移行することが求められています。


また、適用される既定の範囲によって、法規定の全部を適用する「全部適用」と財務・会計に関する規程のみ適用する「財務摘要(一部適用)」がありますが、本村においては事業の独立性、機動的な運営を目的として「全部適用」により企業会計移行しました。


*3「当然適用」は水道・鉄道・電気・ガス事業等。
*4「任意適用」は下水道・簡易水道事業等。

 

公営企業会計移行による効果

1)経営状況の明確化
 「管理運営にかかる取引(損益取引)」と「建設改良等にかかる取引(資本取引)」に区分して経理することで経営状況等が明確になり、その分析を通じて将来の経営計画等が策定できる利点があります。


2)適正な財産管理
 財政状況を明らかにし資産、資本及び負債の増減や異動をその発生の事実に基づき整理します。これにより施設等の老朽化対策などの適切な対応や資金調達の必要性が明確にできます。


3)経営の効率化とサービスの向上
 予算を超える弾力的な支出、能率的・機動的な資産管理が可能となるなど、財務規程等の適用により経営の自由度が向上し、住民ニーズへの迅速な対応やサービス向上につながります。

 

下水道 水から聞こえる ありがとう

皆さんは、台所や洗濯で使った水がどこへ流れていくのかご存じですか。

昔は、水の自然浄化作用で、汚れた水が自然にきれいになって、海へ流れていきました。

しかし今は、生活様式の変化とともに、水の使い方も様々になり、また、家庭用洗剤等も昔に比べ多様化され、水の自然浄化だけではきれいにできなくなっています。

海や川をきれいにするのは、皆さんの思いやりと「下水道」です。村では国からの補助金、借入金を財源として下水道事業を進めています。

3年以内に接続を

下水道を利用できる区域で、まだ下水道へ接続されてない方は、1日も早い接続をお願いします。

工事にご協力を

下水道を利用できる区域を広げるために毎年工事を進めていきます。工事中は、道路の通行にご迷惑おかけしますが、ご協力お願いします。

計画は「分流式」で

今後、下水道工事の予定区域に住まれる方で、新築、増改築される場合は、排水は雨水と生活雑排水を分けた分流式で施工すると、将来、下水道への接続が経済的でスムーズにおこなうことができます。

大切な財産です

「下水道」は皆さんの財産です。これからも大切に正しく使用し、下水道事業へのご理解とご協力をお願いします。

中城村下水道供用開始区域

 

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下水道料金早見表

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排水設備(下水道)工事の手順(手続き)

1.工事の申込み

2.現地の調査、見積り

依頼者が指定工事店に直接工事の依頼をしますと指定工事店が現地調査、設計、見積りをしますから施工方法、費用支払条件などを十分に打合わせを行い、工事契約をします。

3.工事の確認申請

指定工事店は工事の確認申請書を作成し、村に提出します。確認申請書には、依頼者の署名押印が必要です。内容を十分に確認して自分自身でするようにしましょう。

4.確認通知書の交付

村では、申請書のもとに適正かどうかを審査して工事の許可をします。審査に合格すると排水設備計画確認通知書が交付されます。確認を受けた後でなければ工事に着手できません。

5.工事の施工

指定工事店は工事に着手します。工事に必要な日数は工事の規模によって異なりますが、一般の住宅の場合おおむね2日から4日ぐらいです。

6.工事の完了届

指定工事店は工事が完了したら5日以内に工事の完了届を村に提出します。

7.工事の完了検査

村は工事の完了届により完了検査をします。

8.検査証交付

検査に合格すると検査済証を交付し、門戸に下水道接続済の章標を掲示します。

9.下水道使用開始届

申請者(依頼者)は下水道使用開始届を村に提出し、下水道を使用することができるようになります。

10.除害施設設置届



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工事の費用

排水設備の工事費は、住宅の広さや敷地の面積、配管の延長などによって、また、くみ取り便所の改造の場合と、し尿浄化槽を廃止して下水道に直結する場合とでは異なりますが、おおよそ20万円から40万円と推定されます。

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下水道接続に係る新たな補助金制度について

 

中城の海と川を守ろう!!

中城村では、今までの「融資制度」に加えて、平成25年度から「中城村公共下水道接続促進事業補助金交付制度」が始ました。この制度により、快適な生活環境が保たれ、公共用水域の水質汚濁防止・浄化を進めることができます。
 

 

1.申請の流れ及び注意事項

2.申請に必要な様式

3.要綱

 

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融資のあっせん

今まで使用していた、くみ取り便所を水洗トイレに改造したり、し尿浄化槽を廃止して公共下水道に直結したりする場合には、工事に対する費用30万円を限度に、村が融資のあっせんを行います。融資は無利子ですが、償還完了までは立替え払いしていただくことになります。

  1. 融資あっせん限度額
    300,000円
  2. 融資金の返済
    融資を受けた月の翌日から60か月以内に償還します。
  3. 利子の支払い
    利子は村が負担します。(但し、延滞利息等は個人負担)
  4. 返済方法
    毎月元利均等で、毎月5,000円と利子(立替払い)を償還していただきます。償還後、立替払いしていただいた利子は村が交付します。
  5. 金融機関
    • 村が指定した金融機関です
      • 沖縄県農業協同組合中城支店
      • 沖縄海邦銀行西原支店
  6. その他条件等
    • 村税を完納していること。
    • 連帯保証人1人。
  7. 申請の流れ
  8. 申請書類

 

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下水道排水設備工事指定店について

下水道排水設備工事店で新規に中城村の指定を受けようとするもの、すでに指定を受けており更新するもの、及び登録内容に異動があるものは、下記の定められた書類の提出をお願いいたします。
 
※排水設備工事指定店一覧についてはこちら

新規・更新・廃止

 

  1. 中城村下水道排水設備指定工事店申請提出要綱
  2. 中城村下水道排水設備指定工事店指定申請書受付取扱要領
  3. 【新規】排水設備指定工事店指定申請書
  4. 【更新】排水設備指定工事店指定申請書
  5. 【書換】排水設備指定工事店異動届
  6. 排水設備指定工事店辞退届

 

※注意事項

 

 

  • 書類はファイルに綴ること
  • 添付書類は、定款及び市町村民税等は写し、それ以外は原本提出。
  • 毎年2月は指定店更新の手続きを行なっております。その年3月末日で有効期限が切れる指定店は2月末日までに更新の手続きをお願いします。


異動

 

 

  1. 下水道排水設備指定工事店異動届 (第6号様式) (ExcelPDF)
  2. 専属責任技術者名簿(責任技術者の異動があるもの) (第2号様式) (ExcelPDF)

※注意事項

 

 

  • 上記2について、新規登録者は摘要欄に新規と記入し、既登録者も記入すること。

   ※自作の様式は不可となります。様式をダウンロードしてください。
   ※様式を印刷し、手書きによる記入も可。
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中城村下水道マンホールカード

目 的:マンホールカードは下水道を身近に感じてもらうとともに、下水道の必要性について理解してもらうことを目的として作成しています。
配布場所:中城城跡管理事務所

          (表面)                       (裏面)

琉歌「とよむ中城」の詞とともに世界遺産・中城城跡の「石垣門」と月、村花「ハイビスカス」が描かれています。詞の意味は、「(城跡から眺める)よしの浦の月が美しく照り輝いていて、天下は平和で円満に治まり、なんと感慨深いことか」 というもの。
かつて中城は乱世に揺れ、謀反の疑いをかけられた当時の中城城主・護佐丸が月見の宴のさなかに攻め込まれ、自刃する出来事がありました。俗にいう、「護佐丸・阿麻和利の変」です。
その哀しい歴史を背景に聞く琉歌は、一層深く心に染み入ります。とよむ中城の「とよむ」は、「響き渡ること。」中城の繁栄を願う思いが強く感じられます。

                   (中城城跡から望んだ中城湾)

 

お問い合わせ先

 

 

 

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